【雑学】犬はどうやって飼い主さんを見分けている?

飼い主さんが離れている場所にいても、しっかり飼い主さんを判別して駆け寄ってくる犬。そんな愛おしい姿を見たことはありませんか?

人間よりも視力が弱いとされている犬は、どのように他の人と飼い主さんを区別しているのでしょう。

今回の記事では、犬にとって重要な3つの判断ポイントを紹介します。

匂いは基本的な情報!

1つ目の大きなポイントは匂い。犬の嗅覚は人間よりもはるかに優れているため、飼い主さんの匂いは大きな判断材料になるそうです。

匂いとひと言で言っても単なる体臭だけではなく、家の中に漂う匂いや洋服に染みついた柔軟剤の香り、香水なども嗅ぎ分けられるといわれています。

初対面で会った人にも、まずは匂いを嗅ぐ姿をよく見かけますよね。犬にとって匂いは最初にインプットするべき情報なのかもしれません。

そして飼い主さんの馴染みある匂いが染みついたアイテムなどは、愛犬を安心させる効果もあるのだとか。

逆に、あまりにも香りが強い香水などは警戒される可能性もあるそうなので要注意です。

さまざまな音を記憶できる

2つ目の重要な判断材料は音です。嗅覚同様に聴覚も優れている犬は、声質やトーン、話し方で他の人と飼い主さんを判別しているとのこと。似ている声でも区別できるほど、聞き分けができているそうです。

また、声だけではなく足音や歩くリズムも記憶することが可能。実際に、家族がマンションの階段をのぼってきた音を聞いて犬が玄関に向かった、というような話はよくありますよね。

また、飼い主さんがいつもカバンに着けているキーホルダーの音や、運転する車のエンジン音なども把握することができます。

帰宅してドアを開けたら、玄関で愛犬が待っていた! という愛おしい姿は飼い主さんが鳴らす音をしっかり聞いているからこそ起きることなんですね♪

くれぐれも大きな音や声には気をつけて生活しましょう!

見た目も認識している?

嗅覚や聴覚と違って、視力が悪いという犬。人間でいうところの、0.2〜0.3くらいの視力しかないといわれています。

では、見た目で認識することはないのでしょうか?

実は、匂いや音までいかなくてもしっかりと全体的なシルエットや顔も見分ける材料になっているそうです。

ただ、人間のように視力だけで判別するのは難しく、帽子を被ったりマスクを着けたりして顔が見えなくなると判別は難しいとのこと。

そのため、得意の嗅覚や聴覚を駆使して総合的に飼い主さんを判断しているのです。

まとめ

飼い主さんがよく出す音や、日ごろ話している声、洋服に染み着いた匂いなどをしっかり記憶していると思うと、より愛おしさが増しますね♪ 犬は人が想像している以上に飼い主さんのことをよく知っているのかもしれません。

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