【雑学】猫にも効き手はある?

生活するうえで避けられない利き手。字を書くのも、ご飯を食べるのも、何かを持つのも無意識に利き手を使っていますよね。

日本人は9割が右利きで、左利きはわずか1割。そのため、自動販売機のお金を入れる場所や改札など、左利きの人にはちょっと不便なものが多々あります。

生活するうえで意外と重要なポイントになる利き手。では、猫にも「利き手」はあるのでしょうか? また、あるとしたらどのように見分けられるのでしょうか。

今回はそんな猫の利き手に関する豆知識を紹介します♪

ウェルズ氏の研究結果によると…

クイーンズ大学のデボラ・ウェルズ氏が学術誌「Animal Behaviour」で発表した研究結果によると、大体の猫に利き手があることがわかったそうです。

研究方法は40匹以上の猫を集め、トイレに入るときに踏み入れる方は? おやつを取る手は? などの行動を観察。その結果、73%の猫が左右どちらかの足を好んで使っていたのだとか。

さらには、オスの猫のほとんどが左手を使い、メス猫は右手を使うことが多かったそうです。利き手があるどころか、性別によっても違いがあったなんて驚きですよね。

猫の利き手を知るには?

利き手があるとなると、飼っている猫の利き手が気になってきませんか?

どのように調べたらよいかというと、答えは至ってシンプル。猫ちゃんの行動をよく観察することです。

例えば、階段を降りるときにどちらから踏み出すのか、寝っ転がる時にどちら側を上にしているか。また、好きなおもちゃを手が届くギリギリの距離に置いて、どちらの手から取ろうとするのか。

それらの行動を1回だけではなく、ある程度の期間、何度も観察することで利き手がわかってくるそうですよ♪

気になる人はぜひ、チェックしてみましょう!

左利きは怖がり?

ウェルズ氏が過去に行った犬に関する研究では、左利き・両利きの犬は右利きの犬よりも怖がりで、ストレスを感じやすいという結果が出たそうです。

猫にもこれが当てはまるのではないかとウェルズ氏は考えているとのこと。もし当てはまる場合は左利きの猫は犬と同様に、右利きの猫よりも怖がりかもしれません。

まとめ

意外と奥が深い猫の利き手。愛猫を観察することで新たな発見があるかもしれません♪

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